Official Journal2025年総まとめ

出会えて感動したWebサイト 11名のキュレーターによる55選

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2025年も、気づけば年の瀬ですね⛄️🎍
毎年恒例となっているこの年末まとめですが、今年は普段メディア運営やキュレーション活動をしている10組の方々をお招きして、1年を振り返ります。
今年もまた、数えきれないほどのWebサイトに触れ、驚いたり、共感したり、素直に憧れたりする一年でした。
初めてこのまとめを読む方も、毎年楽しみにしてくださっている方も、年末のひとときに、ぜひゆっくり眺めてもらえたら嬉しいです!😃(田渕)

田渕将吾 (S5 Studios)

👤💬S5-Styleのオーナーをしています。
Webサイトに毎日触れていると、洗練されたUIやインタラクション、生成AIを取り入れた表現、強いコンセプト設計。そうした要素が当たり前になった今だからこそ、「どれだけ作り手が対象と向き合ったか」が、Webデザインの質を大きく左右していると感じています。
今年選んだサイトは、どれも効率的とは言えない作り方をしているかもしれません。でも、その分、観察し、迷い、手を動かした痕跡がちゃんと残っていて、デザインの奥に、人の「試行錯誤」や「偏愛」が感じられるものばかりです。
Webサイトは、情報を整理するだけの器ではなく、思想や熱量を宿すメディアでもある。そんな当たり前のことを、改めて実感させてくれた5作品をご紹介します。

名古屋たちばな高等学校マーチングバンド部

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このサイトを見てまず強く感じたのは、作り手の温度感でした。
マーチングバンドの躍動感や緊張感、音が鳴り響く直前の静けさまでを、イラストレーションと写真、余白や配色によって丁寧に表現しており、単なる活動紹介にとどまらず、部の空気感そのものまで想像力を掻き立てられてしまいます。
特に印象的なのは、スローなアニメーションによって、演奏者たちの凛とした佇まいを感じさせる構成。デザイナー自身がこの部活動のパフォーマンスに心を打たれ、自ら声をかけて制作したという背景を知ると、その一つひとつの判断に深く納得させられます。
好きだからこそ観察し、理解し、伝えたいと思う。その純度の高い「デザイン愛」が、画面の隅々から立ち上がってくるサイトです。
🤓田渕 将吾

デザイン/実装: 大橋 絵里奈(クックドゥードゥードゥー)
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Muturelism Conference 〜 集、交、問、わくらば〜

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僕は以前から、イベントサイトのデザインはとても難しい仕事だと思っています。イベントそのものが無形で、当日の空気感や温度、そこで起こる出来事は、どれだけ言葉を尽くしても事前には伝えきれないからです。
このサイトでは、ロゴとキーワードを組み合わせたシンボルが、人や視点が行き交う交差点のようで、「集う」「交わる」「問う」というテーマを、説明ではなく感覚として受け取らせてくれます。
文章だけでは掴みきれない定性的なイメージを、視覚表現によってオリジナリティあるかたちへ置き換え、イベントの“気配”として立ち上げている。その姿勢が、このサイト全体から伝わってくる気がしました。
無形の体験を、来場前から少しだけ手触りのあるものに変える。その難しさに、デザインで上手に昇華しているサイトだと思います。
🤓田渕 将吾

アートディレクター/デザイナー/Studio実装: 横澤由香里, Studioアドバイザー: 犬飼 崇(NEWTOWN)
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株式会社ARUTEGA

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このサイトから特に伝わってくるのは「人の気配」だと思います。
使われている言葉も、イラストも、どこか肩の力が抜けていて、こちらを試したり構えさせたりしない。専門的な話をしているはずなのに、ちゃんと会話として届いてくる感じがあります。イラストはポップだけど軽すぎず、コピーはまじめだけど説教くさくない。そのバランスが、「この人たちとなら長く付き合えそうだな」という印象につながっている気がします。
派手な主張はないけれど、誠実に向き合ってきた時間が、サイトの隅々からにじんでいる。だからこのサイトには、人から愛されてきたような雰囲気が宿ってるのだろうなと思います。
🤓田渕 将吾

Creative Direction/Editorial: Daiki Tsutsumi (Eat, Play, Sleep inc.), Art Direction/Design: Yohei Yamamoto (Eat, Play, Sleep inc.), Develop: Harukichi(ARUTEGA Inc.), Photo/Eye Catch: Toji(ARUTEGA Inc.), Support: Yoki Sakamoto/kinomi/Norio Ozaki(ARUTEGA Inc.), Key Visual: Ayumi Takahashi, Project Owner: Makoto Hirao
引用

UM English Lab.

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このサイトでまず目を引くのは、円形をベースにしたグラフィックやUIです。レコードやスピーカー、音が広がっていく波紋のようにも見えて、「英語を学ぶサイト」というより、音楽に触れている感覚のほうが先にやってきます。
知識を一直線に積み上げるのではなく、聴いて、感じて、行き来しながら少しずつ身についていく。そのプロセス自体が、円のメタファーとして丁寧に落とし込まれている印象です。配色やスケール感もどこか大胆で、勉強っぽさを感じさせない。英語を“教える”というより、洋楽のある場所に自然と連れていってくれるようなサイトで、学びとカルチャーの距離をうまく縮めているなと感じました。
🤓田渕 将吾

戦略/企画/クリエイティブ: LampTokyo
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SIRUP - 3rdアルバム「OWARI DIARY」

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まず思ったのは「よくここまでやるな…」でした。冊子としてのレイアウト、紙のざらつき、インクのムラ、手書き文字の不揃いさ、光や影の落ち方まで、とにかく描き込みと作り込みの密度が異常に高い。パッと見の派手さというより、じっと見れば見るほど情報がにじみ出てくる感じがあって、画面の前で思わず見入ってしまいます。
こういう質感は、センスだけでは絶対に出ません。何度も手を入れて、少しずつ「それっぽく」なっていく過程を、たぶん相当繰り返しているはず。効率とか最短距離とは真逆の作り方ですが、その分、ちゃんと“手垢”が残っているのがいい。
触れられないはずのWebなのに、「紙をめくった」「書き込まれた跡を見た」気分になる。ここまで描き切る覚悟があるからこそ、作品として強く残るサイト。僕も平成の頃にPhotoshopで質感を必死に作り込んでいたあの時の感覚を思い出させてくれます。
🤓田渕 将吾

Director/Designer: 谷井麻美(tote inc.), Developer: 山口国博(tote inc.)
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岩松翔太 (M-HAND, Inc.)

👤💬Webデザインリンク「MARP」を運営しております。今回は、デザインが高度化する現代において、対象の「本質」を純粋な形で表現している点を評価し「根源的な価値への回帰」という視点で選定いたしました。
昨今のWeb業界を見渡すと、AI技術の活用や洗練された演出、緻密な戦略設計など、クリエイティブの品質は驚くべき速度で進化し、新しい感動を与え続けてくれています。
そうした華やかな進化の一方で、選定サイトに共通するのは「大きなことを大きく見せるのではなく、その事業や商品の核となる価値を、飾り気なく、そのまま純粋な形で表現している」という点です。
流行や技術の追求よりも「事業の本質的な営み」や「人の根源的な感情」に立ち返る。そんな揺るぎない姿勢を持っています。単なる技術的な洗練度だけでなく、デザインの根底にある「思想や情熱の強度」。その姿勢に強く共感し、表現の純粋さに魅力を感じたものと捉えています。

つまりちゃまめ(株式会社柳農産)

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茶豆が持つ「生命力」を、その土地の空気感ごと纏うように「伝わる組版」で表現👋華美な装飾より言葉(中身)を優先し、素材への純粋な敬意が「洗う茹る」という工程から伝わってきます。愛らしいイラストが本質的な営みと調和し、デジタル空間に「手仕事」の哲学を定着させている。その誠実な姿勢が、力強くも優しい文字組と余白に表れている...機能や内容に即した形を追求しているサイトです。
🖐️岩松 翔太

Creative Director: 堅田佳一, Art Director: 相楽賢太郎, Designer: 千葉陸矢, Illustrator: 牧野伊三夫, Photographer: 泊昭雄, Copywriter: 三浦麻衣, Web Director: 中野浩明
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山本写真機店

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写真に込められた「いつか」の為の記憶を形にする職人技👋情緒を写真に預け要素を削ぎ落としたフレーミングと、深層にある情報密度が対極的に機能することで、デジタル処理の効率性を超え「時間のかかるプロセス」への偏愛を貫く姿勢と思想を静かに伝えます。「最高のふつう」を届けるため、魅力を邪魔しないデザインが純粋な想いを際立たせる。また訪れたいと思わせる...引力を持つサイトです。
🖐️岩松 翔太

Direction / Design:丸山享伸(mitone design.、濵﨑正太郎(mitone design.), Engineering:松山拓未(mitone design.)
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洋菓子・和菓子の白十字

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愛ある人てまという、ものづくりの根源に回帰👋機械では代用できない「手仕事の温かさ」に焦点を当て、その誠実な姿勢をどこか愛らしく、新鮮な表情で切り取るデザインで表現。固くなりがちな構造を「しなやか」に昇華させ、製品とストーリーを接続するアプローチに魅了されます。トップに戻るとシーンが切り替わる遊び心もあり、その思想が甘く軽やかに溶け込む...ひとてまを感じるサイトです。
🖐️岩松 翔太

まずFVをリロードして見てください。愛のあるコピーと写真の組み合わせに、複数パターンがあることが知れます。コンセプトの『愛ある人てま』は、お菓子の“作り手”だけではなく、“贈り手”のシーンでもあったことに気づかされます。
僕が大好きなページは製品一覧の『お菓子について』。商品それぞれへのコピーが、控えめな一輪挿しのように生けられており、たまたま訪れただけの自分さえ、愛をおすそ分けしてもらった気分。創業68年、幸福へとつなげたいと願う、“祈り”とも想える言葉に、コンセプトから世界を作る“まっすぐさ”を感じました。
✍️平尾 誠

Web direction/Art direction/Design/Development/Copy: STAND FOUNDATION
引用

BLUEDGE/h3>

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高度なSCM技術を扱うからこそ、根源にあるべき「血の通った伴走者」としての役割にコミット👋ノイズを排した青のさわやかさが、時の流れと空の色に何も望まないような、誠実な世界観を表現しており、ロジックの裏にある顧客の「あるべき姿」を実現まで描き切る覚悟がまっすぐ伝わります。ビジネスロジックを超え、変えていくべきことに向き合う…シンプルながらも力強い意志を宿したサイトです。
🖐️岩松 翔太

Director: 神保美月(DESIGN STUDIO L), Art Director/Designer: 海野成美(DESIGN STUDIO L), Writer: 神保美月(DESIGN STUDIO L), HTML Coder/Engineer: 堀内宏道(DESIGN STUDIO L), Manager: ハラヒロシ(DESIGN STUDIO L), Illustrator: 池和子(DESIGN STUDIO L)
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愛の結晶「らぶいーず」

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キャラクターを理想化せず「純粋なむき出しの形」で肯定的に提示👋誰もが共感しうるカワイイという感情に真正面から向き合い、それを飾らないデザインで包み込んでいます。(私の子供がカワイイを連発して正直嫉妬)その裏側には、緻密に計算されたUIとモーション設計が存在し、誘導さえも自然で「ずるい」ほど。技術で「かわいい」を巧みにパッケージングした...ビヨンドカワイイサイトです。
🖐️岩松 翔太

Creative Direction: 渡辺 祐樹(Re:design), Direction: 岩佐 幸乃(Re:design), Design/Art Direction: 金 由佳(Re:design), Develop: 磯 大將(Re:design)
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宇都宮 勝晃 (Shhh inc.)

👤💬Shhh inc.というデザイン会社を共同設立し、デザイナーをしています。
こういった企画は、言わば「公開ラブレター」のようなものではと思います。はじめて目にしたときの驚きや心の動き。定期的に拝見しては思う「やっぱり凄い…」。隙あらばご本人へお伝えしたい「好き」と「尊敬」を、この場を借りて改めて伝えられるまたとない機会。
とても悩みましたが、今年の好きと尊敬が詰まったサイトを5点ご紹介します。

WRITING & DESIGN Inc.

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PCで開いた瞬間の、ブワッと沸き立つ期待と高揚感。サイトを見ているはずなのに、夢の中のような、映画のワンシーンのような感覚。flash時代にかつてあったような、驚きと興奮で見入ってしまう体験。
「これから、作る事はどうなっていくのだろう?」この問いが、急接近しはじめた一年だったと思います。が、このサイトを見て唐突かもしれませんが「作ることは、愛の別表現なのだ」とも改めて思いました。
「この人に作ってもらいたい」と頼みたい人がおり、「全力で上回ったものでそれに応えたい」と作る人がいる。その関係性を最もピュアな形に高めた結果生まれる、オーダーメイドといった型にはまった言葉では全く収まらない、過剰さが凝縮された愛ある回答としての制作物。こういったものづくりの中にしか宿らない価値は必ずあり、それは人間同士でないと結べない関係値でもある。そして替えは効かない。圧倒的でした。
👨宇都宮 勝晃

Creative Direction/Art Direction/Design: イム ジョンホ(mount inc.), Planning/Art Direction/Technical Direction/Development: 岡部 健二(mount inc.), Design: タイ トウオン(mount inc.), Produce: 吉田 耕(mount inc.), Project Management: 仲橋 祥子(mount inc.), Copy Writing: 高崎 卓馬(WRITING & DESIGN), Translation: リリア・シルバ(LATINA FORTIS) /Music: 青柳 拓次(Little Creatures)
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社会福祉法人 功有会

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「丁寧に作る」。一見、耳ざわりが良く、使われやすい言葉ですが、その実現の難しさと、一方でそれが実現されたときの「もたらす伝わり方の違い」において、今年最も手本としていたサイトでした。
情報設計、ライティング、デザイン、写真、イラスト、アニメーション、実装…見れば見るほど全ての要素の品質が高く、隅々まで丁寧で、「良心的」とはこういった仕事を指すのだろうと思ってしまいます。
写真とイラスト。ロゴとかたちとカラー。それぞれが対応し合いあるべきブランドの姿として作られている点には、高いアートディレクションが伺えますし、全体を通じそれが一貫して実現されている点には、確かなチーム力の存在が伺えます。
伝えるべきことが、無理な誇張がなく、より正しく伝わる。
デザインが持つ本来の力が伸びやかに発揮された、これから先も手本としていきたいサイトです。
👨宇都宮 勝晃

Account Planner/Producer: Yoko Manabe(SHIFTBRAIN Inc.), Front-end Developer/Back-end Developer: Serika Ikurumi(SHIFTBRAIN Inc.), Director/Planner/Copy Writer: Pahyan Kitagawa(CHO-P inc.), Art Director: Hidetoshi Hara(Sunny Inc.), Art Director/Designer: Yukari Yokozawa(夜.), Photographer: Shuhei Tonami(freelance), Assistant Photographer: Hisano Tobari(freelance), Illustrator: Okuta(freelance)
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LQVE

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モノトーンのクールさ・強さと同居する、よりはみ出し、動き回る赤の存在。色へ持たせるべき意味を、削ぎ落とし切っているからこそ宿る、デザインとしてのメッセージと強度。
ミニマルに見えつつも、必ずどこか過剰なもの、ズレたもの、既視感から離れ、新しい組み合わせを志向していく中野さんのスタイルが、UI、スクロール体験、音楽プレイヤー等どこからも受け取る事ができます。同じ事は絶対にしない。静かで強いルールの存在と共に。そして「音楽的である」という点が、やはりこのサイトの一番の特徴なのではないでしょうか。
それは単に音楽プレイヤーが機能としてあるという事以上に、「デザインそのものがサイトとして一曲ごと成立されている」かのような体験があり、去年のemuniが静なら、今年のLQVEは動、のような二年にまたがる中野さんのデザインワークの幅の形成を見た印象すら受け取ってしまいました。
👨宇都宮 勝晃

Creative Director: Shogo Tominaga(LQVE), Web Designer: Hiroaki Nakano, Web Front-End Developer: Keita Yamada
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Layrid - 100th Projects

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「試し続けている人」「作り続けている人」にしかない説得力とは必ずあり、だからこそそんな方を自分は一番尊敬しています。
フロントエンジニアであるTomoya Okadaさんは、短期間で既にバージョン8にまで至っているポートフォリオはじめ、定期的な試作と共に、テーマに応じた企画サイトも多く作り続けられており、文字通り「息を吸うように作り続けている方」です。
2020年から作り続けてこられた100個の個人制作を再編集されたこちらのサイトも、そのなかの一つ。積極的に学び続け、作り、それを世に出し、検証し、海外アワードへと挑戦していく。それにより一つずつ成果を手にしていく。全ては、自分次第。こんなシンプルな受容と評価のされ方が可能になるのが、Webの世界を自分が好む理由の一つでもあります。
言葉でなく、行動と継続によって「作ることが好き」を語る表明の、なんて清々しいこと。
👨宇都宮 勝晃

Design/Develop: Tomoya Okada
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SEE/SAW ルベル ヘアコスメシリーズ

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ベースはミニマルでストイック。そこに、少しだけはみ出す違和が加わることで全体構築された、「機能美+小さな異物混入」がされたスタイリングのデザインを自分は好む傾向があるのですが、その意味で今年はこちらのサイトが最も好みで何度も拝見していました。
特にトップFVでのタイムラインUIや、ギャラリーでのトレーシングペーパー風表現には、全体との調和から逸脱しない範囲での良い意味での違和感があり、それが他にはないこのサイトの唯一性を獲得している事からも、絶妙なバランス感覚だと思っています。
アバウトページの抜け感と日本語の佇まいも気持ち良いですね。
👨宇都宮 勝晃

ビジュアル Art Director: 松尾 幸治(form and craft), Designer: 仁科 思織(form and craft), Creative Director, Hair Make: 中澤 保人(macaroni coast), Hair Make: 宮地 恵子(macaroni coast), Photographer-model: 中村 和孝, Photographer-product: 岡部TOKYO, Cinematographer: 森滝 進, Stylist: 飯田 珠緒, Model: Viktoria Lulko ウェブサイト Art Director, Designer: 岡田 雄基(form and craft),Designer: 松尾 幸治(form and craft),Developer: 山﨑 陽聖(form and craft)
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平尾 誠 (ARUTEGA Inc.)

👤💬デザインスタジオARUTEGAの代表をしています。普段の制作では長寿命なWebサイトを作ることを信念にしています。今年は特に、堅牢な構造設計をベースに、情報量と企画編集力が光っているGood Desingを気づいたら選んでいました。たとえWebサイトの役割が変わってきたとしても、人の体温が残る文章や表現には価値があります。かつて名前もなかったであろうインサイトを見つけ、それらを編集してセンターピンに置いた表現の数々。規模が大きいものであれば、関係者も多くなり、また違った困難があることも皆が知っています。それらをやり切る胆力と、そこに宿る誠実な仕事の積み重ねに敬意を込めて選びました。

佐賀市のあたりまえ観光

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佐賀市のあたり前を観光資源と捉えて再編集した、ちゃめっ気ある観光ポータル。まず名付けが好きで、まじりっ気がない。秀逸なのはトップページの左右画面レイアウト(StickyとMasonry)。その次にスクロール後、“体験”と“インタビュー”の切り替わりが説明くさくならないのは、レイアウト職人が案件に在廊していたからと想像するに容易い。サイドナビ追従は下層でよく見るギミックですが、トップページで大胆に採用しているのが珍しく、これには驚きました。佐賀市への愛着によって公開後もお手入れされており、作り手として羨ましいプロジェクトです。
✍️平尾 誠

プロデューサー/プロジェクトマネージャー: ユリ アボ(NEWPEACE), プランナー/ディレクター: Riku(NEWPEACE), クリエイティブディレクター/コピーライター: 井手 康喬(博報堂ケトル), アートディレクター/ロゴデザイナー: 田中 淳(tuii), アートディレクター/ロゴデザイナー: 伊藤 友紀(tuii), フォトグラファー: 池野 詩織, WEBクリエイティブディレクター: 松本 龍彦 (Wab Design), WEBディレクター: 安藤 名穂(Wab Design), WEBアートディレクター/WEBデザイナー: 武藤 真理子(Wab Design), デベロッパー: 松本 卓也(Wab Design), ライター: 牛島 希(EWMファクトリー), ライター: 中島 彩香(EWMファクトリー)
引用

シャーメゾン|積水ハウスの賃貸住宅

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不動産ポータルではおなじみの、物件検索や地図での絞り込み、保存機能やお気に入り機能など、バックエンド開発がとても利便性よく準備されて、アハ体験の連続です。
このボリュームになると、制作スタート以前の座組から緻密に考え抜かれているのは言うまでもないはず。マネジメント、チーム組成、開発環境、技術選定や関係各所の統制など、ありとあらゆる場面において、超スペクタクルドラマティックであることが想像できます。もはや嫉妬なんてできるはずもなく、ただ皆様おつかれさまでしたと花束を贈りたいです。
✍️平尾 誠

Creative Direction: Fumito Abe, Direction & Contents Design: Fuyuna Taguchi/Fumito Abe/Chieri Katono(Sekisui House Real Estate Holdings, Ltd.), Web Design: Seina Kon/Koyuki Nakagawa/Nao Ryujin/Fumito Abe/Fuyuna Taguchi, Assistant Web Design: Yuka Adachi/Juri Fukui/Seitaro Hatta/Chika Natsume, Search UI Design: Koyuki Nakagawa/Fumito Abe/Fuyuna Taguchi, Icon Design: Nao Ryujin/Yuka Adachi/Juri Fukui/Seitaro Hatta/Chika Natsume, Web Development(Rtoaster): Ayumi Sato/Nami Takagi, Frontend & Backend Development: transcosmos inc., Web Design(About ShaMaison): Wab Design INC.
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GOOD FOODS World | ニッスイ

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世界を旅する雑誌のようなブランドレポート。GOOD FOODS を追いかけ、CSRやSDGsを果たす企業姿勢が、サイト全体から伝わる設計。大企業の発信はステークホルダーの多さゆえに、制作を進めると困難かつ無難なものになることがあります。ですが、このサイトではコンセプトが首尾一貫しており、ビジュアルもコンテンツも面白い。だからこそ採用にも投資家にも全方位で効いてきそうです。希望的観測による『これからやりたいこと』ではなく、これまでに『やってきたこと』が明記されており、社会的信用が一朝一夕では積み上がらないことが読み取れます。
✍️平尾 誠

AG: 株式会社サン・アド, Producer: 小原 淳平・丸山 博之(SUN-AD), Creative Director/Editor: 荒木 拓也(SUISEI), Web Director/Planner: 高田 柊泉(AID-DCC), Copy writer: 藤村 君之(SUN-AD/アメリカ前篇・後編)・本田 直之(SUN-AD/シンガポール篇・ベトナム篇), Art Director: 中川 博文(ANDMADE), Designer: 田中 杏(AID-DCC), Technical Director/Developer: 吉川 和希(AID-DCC), Web Producer: 池田 慧(AID-DCC), Photographer: 小山奈那子(Freelance)
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Goodpatch グッドパッチ採用サイト

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サムネイル動画が繋ぎ目なしでリピートされる鬼情報量採用サイト。AIを使った遊び心も加わることで動画再生が分断されず、空気感を味わえば挑戦前夜にすっ飛べる。
社員インタビューも座談会も、とにかく記事数が多い。社内バイブルのような網羅性で、こんなサイトなら社長はみんな欲しいと思ってしまうはずです。
『グッドパッチ、10の噂』のページでは、認知の大きさからこそ生まれるネガティブな噂話に対しても、透明性を持って答えていて好印象に映ります。その上で、「とはいえホントですか?」と社員さんに聞けてしまいそうなほどに、もう会社との距離感が埋まっていたことに私自身が驚いています。
✍️平尾 誠

アドバイザー: 土屋 尚史(Goodpatch), プロジェクトメンバー:井出 日彦(Goodpatch)/池田 憲弘(Goodpatch)/武田春香(Goodpatch)/杉本 花織(Goodpatch)/松島 さおり(Goodpatch)/石井 克尚(Goodpatch)/150名を超えるGoodpatch社員の皆さん, プロデューサー: 枌谷 力(baigie), コンサルタント: 高橋 慶(baigie), プロジェクトマネージャー: 平城 舞子(baigie)/早見 真由(baigie), デザイナー: 池田 彩華(baigie)/新屋敷 章寛(baigie), AI動画編集: 岡田 大悟(baigie), コンテンツディレクター/ライター: 真鍋 知優(baigie)/小林聖子(baigie), コンテンツオペレーター: 古口 真凜(baigie)/竹村 恵(baigie)/洲巻由香(baigie)/藤本 恒輝(baigie)/若菜 真穂(baigie), エンジニア: 長田 太彪(baigie)/菅野 黎樹(baigie), フォトグラファー:加藤 アラタ/大塚 雄太
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アイグッズ株式会社 | 新卒採用サイト

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作り込まれたコンセプトとアートディレクションが光る採用サイト。献身的にレシーブする姿を中心にデザインが展開されていくのですが、ユニークなのは親御様へ向けたページの用意。転職が本人以外にも重要なターニングポイントとしていること。特に私が知って欲しいのは、謙遜しすぎない自信と品性が、コピーライティング全部に宿っていること。既出の情報を並べない献身的な会社紹介は、目の前に人事担当の姿が浮かび、「あなたも私の親ですね?」と声がもれそう。
ヴィジュアル表現とイラストに惹かれて回遊していましたが、フッターを見てコンテンツ量に驚き、どのページにもクラフトマンシップへの敬意を感じます。
✍️平尾 誠

ディレクション: 竹田京司(株式会社モンブラン), プランナー/コピー/文章: 浅野佳子(nico edit), サブディレクター: 佐藤瞳(文脈編集室), 取材/インタビュー: 野口奈津/下川マイ子/森恭佑/岡優一, スチール撮影: 内村友造/穴見春樹, WEBデザイン: 松原史典/濱近慎也(BRYS)/高木玲良(株式会社モンブラン), 漫画: 内田麻美, サイト構築/CMS構築: 松髙泰市(RENDAN)
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ムラマツヒデキ (クオートワークス)

👤💬QUOITWORKSという会社のムラマツです。
ムーテレとかムーオルグとかもやってます。
今年の統一感はあまりないのですが、MUUUUU.ORGのSite Of The Yearは決めたいなと思って一個決めさせていただきました。
簡単に左右されない主義主張をつくって、それを維持し続けている人たち。
言い訳や負け惜しみを堪えて、やるべきことをやり続けている人たち。
ここでリスペクトを送れたら嬉しいです。

株式会社ライデン

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表現が新しいのではなく、作り方が根本的に新しいサイトだと感じました。
このアプローチの背景には、おそらく「技術は誇示するものではなく、体験を支えるもの」という哲学があるのかと思いました。
箱をシンプルに保ち、素材をAfter Effectsで作り込む。旧来の手法でもこれに近い表現は実現できますが、「AE → Lottie → ノーコード」という三連コンボの可能性は計り知れません。
圧倒的に軽量で圧倒的にコマ落ちしないリッチな表現を、モーションデザイナーが直接完成まで持っていける。
以前からモーションアニメーターがリッチなwebサイトを作ったら最強なのではという思いがありましたが、今回それが現実として機能し得ることを見せつけられ、個人的に相当な衝撃を受けたことを今でも覚えています。表現手法の革新ではなく、制作プロセスそのものを再設計することで新しい可能性を切り開いている。そんな姿勢に、深く衝撃を受けました。
MUUUUU.ORGのSOTY(site of the year)の賞状を作成して後日お送りいたします。
🌲ムラマツヒデキ

Producer/Copywriter: 井上雄一郎(RYDEN), Art Director/Designer: 岡野真也(PIKABIA Inc.), Designer: 松野寛太(RYDEN), Frontend Developer: 三井ソウ, Photographer: 中田 昌志, Hair & Make: 上地 可紗
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株式会社Neu

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個人的にかもしれませんが、従来WebGLを使った3D表現は実装コストの高さが課題だったように思います。デザイナーが制作した3Dデータを、エンジニアがWebGL用に再構築する工数が、プロジェクト全体のコスト+スケジュールに見合わないケースも少なくありませんでした。
このサイトの背景には、おそらく「従来のワークフロー自体を問い直したい」という思想があるように感じます。デザイナー自身が3D技術スタックを持つことで、従来の「3Dデザイン→Webデザイン→実装」という工程を統合する。それは単なる効率化ではなく、「新しい制作フローそのものを発明する試み」に見えました。
デザイナーのスキルセット次第では現実的な選択肢となりうる、従来とは異なるアプローチです。制作体制の再構築という観点から、今年印象的だったサイトとして挙げさせていただきました。
🌲ムラマツヒデキ

Strategy Planner/Creative Director: OHTA Yoshitaka(FUNTECH INC.), Designer/Motion Design/Framer Development: HORINO Junpei(FUNTECH INC.)
引用

tomoya okada - portfolio

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今年一番目立っていた制作者は、tomoya okadaさんかもしれません。
圧倒的な出力量でありながら、そのすべてが高いクオリティを保っているように感じます。個人制作でFWAやawwwardsのSOTDを獲得され、colosoでの販売も展開されている。
今回ご紹介するサイトはversion 8です。彼の多作の背景には、おそらく「完璧を待たずに世に出し、反応から学ぶ」という思想があるように感じます。一つの作品を磨き続けるのではなく、作り続けることそのものを通じて成長する。量が質を生むという信念が、この驚異的なスピードを支えているのかもしれません。colosoでの展開も、知見を囲い込まず共有する姿勢の表れに見えます。
彼のような方が新しいスターになってほしいと心から思いますし、個人的には負けていられないという気持ちもあります。業界の健全な新陳代謝の一端を担えればと思い、今年のサイトとして選ばせていただきました。
🌲ムラマツヒデキ

Design/Develop: Tomoya Okada
引用

株式会社ビズリーチ キャリア採用サイト

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S5 Studiosさんが所属するビジョナル(ビズリーチ)の自社の採用サイトとして制作されたこのサイトは、非常に興味深い事例だと感じました。
成果を確実に出さないといけないという明確な目的がありながら、それでいて先進的なことを静かに数多く取り入れている点が面白いと思います。
細かく見れば見るほど発見があります。クライアント業種が採用支援で、その採用サイトを作るという構造上、超絶な難易度だったのではないかと想像します。おそらく作る時「採用のプロに見られる採用サイト」という、最も厳しい視線にさらされることを理解していたはずです。
派手な表現で逃げることも、逆に保守的に徹することもできたはずですが、
そのどちらも選ばなかった。デザインとコンテンツの本質的なバランスを追求し、細部に先進性を織り込みながら長く機能する設計を選んだ。それは制約を障害ではなく、かえって本質を見極める契機として捉える姿勢の表れではないかと思いました。
🌲ムラマツヒデキ

Strategic Planning, Copywriting, Art Direction, UI Design, PdM: 田渕 将吾(BizReach, Inc.)/ビズリーチ社員, Photographer: 相川 健一, WebGL 高橋 智也 (Orunica Inc.), Front-end Developer/Back-end Engineer 中村玲衣
引用

ノバセル

参照URL

AI!AI!とサービスで謳っているマーケティングの会社でありながら、サイト自体は人間の手で丁寧に手間がかけられたクリエイティブが施されている点が興味深いと感じました。この逆説的な選択には、おそらく「AIを売るからこそ、人の手の価値を示す必要がある」という思想があるように感じます。
テクノロジーを推進する企業ほど、それが人間のためにあることを証明しなければならない。そんな覚悟が伝わってきます。
個人的に「webサイトはちゃんと売り込まないといけない」と思っていますが、売り込みを強めるとデザイン性が犠牲になりがちです。このサイトは売り込みがしっかりできているのに、デザイン性の高さで差別化できています。本来スタイリッシュになりにくいマーケティングやデータの情報を、ここまでスタイリッシュに見せられるのはデザイナーの腕がとんでもなく良い証拠だと思います。
🌲ムラマツヒデキ

Producer: Riku Sato(reynato.tokyo), Art Director/Web Designer: Kensuke Suzuki(reynato.tokyo), Web Designer: Yumeka Kaneko(reynato.tokyo), Developer: Kaito Note(reynato.tokyo)
引用

間部盛貴 (Golden Record)

👤💬こんにちは、Golden Record アートディレクターの間部です。Briliant Design Collectというサイトでも、日々Webサイトのキュレーション&運営をしておりますが、出力が簡単になっていく世界の中で、選ぶ行為の重要性がどんどん増していっているように感じます。選定軸はサイトコンセプトと同じく「機能的で美しいもの」、その上でWebサイトの可能性を感じたものを選ばせていただきました。グラフィックの訴求力、情緒的なコンセプトとの一体感、圧倒的なエンジニアリングの技術力、編集者の胆力を感じるコンテンツ力、などなど、「可能性」の理由はさまざまですが、その一点を磨き続けた方々にリスペクトを込めて選定しました。

株式会社桑山

参照URL

サイトに訪れた瞬間、宝石の輝きをそのまま実装したような、青く目を奪うような美しいビジュアルに、思わずため息が漏れました。言葉とグラフィック、エンジニアリングが美しく共鳴し、制作者の美意識と企業が大切にするアイデンティティが見事に混ざり合い、両者が同じ場所を目指して制作されていたということが伝わってきました。この会社のことは存じ上げなくても、どんな会社なんだろうともっと知りたくなるような、好奇心や探究心をくすぐるデザイン・設計にとても感銘を受けました。
😺間部 盛貴

Web Site
Director/Copywriter: 島野 大輝(STUDIO DETAILS), Art Director/Designer: 中村 文隆(STUDIO DETAILS), Designer: 岡嵜 帆乃香(STUDIO DETAILS), Photographer: shuntaro(bird and insect)/本田 龍介(bird and insect)/山田 陽平(bird and insect), Prop Stylist: 川村 恵美(bird and insect), Retoucher: 野口 章子(bird and insect)/長谷川 諒(bird and insect), Technical Director: 阿部 晋也(STUDIO DETAILS), Front-end Developer: 阿部 晋也(STUDIO DETAILS)/小川 泰央(カフェイン), Back-end Developer: 津川 知紀(カフェイン)
Brand Movie
Director/Editor: 小川 綱太(bird and insect), Producer: 磯貝 美来(bird and insect), Cinematographer: 浦 翔也(bird and insect), Camera Assistant: 盆野 敦也(bird and insect)/藤岡 高史(bird and insect), Lighting: 濵田 博次(bird and insect), Prop Stylist: 川村 恵美(bird and insect), Copywriter: 島野 大輝(STUDIO DETAILS), Narrator: 緒方 利菜(フリーランス), Colorist: 下地 航輝(bird and insect), MA: 北口 海樹(maruni studio)
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新卒採用 | JR東日本

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鉄道会社という公共性が求められ、尚且つ影響力や規模も大きな組織という特殊な条件のある中で、3DCGをこれだけ大胆に用い網羅的にコンテンツを提示した事例は、他に類を見ないのではないでしょうか。
企業のアイデンティティを示す会社案内としての側面と、ビジュアル的な広告としての側面が見事に融合し、コピーとの一体感がさらにその共感を呼ぶ、まさに三方よしな採用サイトです。広告的な意味合いが強い新卒採用サイトは短期的な使用になりがちですが、長期的に愛されてほしいサイトの一つだと思いました。
😺間部 盛貴

Art Direction(Web): 藤田 遼(日本デザインセンター)/TOMMY(FIT), Art Direction(CG): 藤田 遼(日本デザインセンター)/山本 千穂(日本デザインセンター)/山口 毅(日本デザインセンター), Art Direction(Graphic,Movie)鈴木 拓朗(日本デザインセンター), Art Direction(Photo)鈴木 拓朗(日本デザインセンター)/西村 健作(日本デザインセンター), CG Direction(3DCG): 山口 毅(日本デザインセンター)/山﨑 孝昇(日本デザインセンター), CG Design(3DCG): 山口 毅(日本デザインセンター)/近藤 真央(日本デザインセンター)/Yingwen Huang(日本デザインセンター)/相川 樹梨亜(日本デザインセンター)/堤 麻里子(日本デザインセンター), Web Design: 藤田 遼/TOMMY(FIT), Web Design support: Yinan HE(日本デザインセンター), Web Direction: 小高 阿羅漢(日本デザインセンター), Technical Direction/Web Development(TOP page WebGL): 東倉 司, Technical Direction/Web Development: 遠藤 龍平/藤井 直矢/中村 明史(Studio Spoon), Graphic Design: 鈴木 拓朗(日本デザインセンター), Copywriting: 刈川 直紀(日本デザインセンター)/白石 沙季(日本デザインセンター)/瀧本 瑞希(日本デザインセンター), Photography: 岡庭 璃子(日本デザインセンター)/齋藤 暁経/一部支給写真, Photography Support: 平田 真裕子(日本デザインセンター)/富永 タカノリ, Retouching : 入江 佳宏(日本デザインセンター), CG Movie: LIKI, Planning: 小高 阿羅漢(日本デザインセンター)/刈川 直紀(日本デザインセンター), Produce: 小高 阿羅漢(日本デザインセンター)/松永 遥(日本デザインセンター), Project Management: 小高 阿羅漢(日本デザインセンター)/佐藤 勝(PANORAMA), Project Support: 緒方 夢(日本デザインセンター)
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エスプロ

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スマートフォンにも機能として標準実装されているように、ダークモードの実装は珍しくなくなりましたが、動画をメインビジュアルに置きながらも、スケールや彩度、回転や速度などあらゆる調整ボタンのUIを置くことが、とてもユニークな企業のアイデンティティを示す重要なメタファーになっています。
クールなSHOWREEL動画がMVになりがちな映像制作会社のサイトの中で、来訪者に自由に操作性を提案することがさらなる創造性を感じさせるとともに、デザインとは見た目の設計だけでなくアティテュードを示す場でもあることを示してくれているように思います。
😺間部 盛貴

WEB DESIGN: Tetsuro Shimura(IN FOCUS), ILLUSTRATION: Tetsuro Shimura(IN FOCUS), PRODUCE: Kento Inada(IN FOCUS), PROGRAMMING: Jun Mori, Seiya Konno(UNIBA .Inc), COPYWRITING: Ryoko Tsuchiya
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UNIEL ltd.

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クライアントワークと同時並行で店舗デザインに挑戦されていたのは知っていましたが、まさか自社サイトのリニューアルまで走っていたとは驚きを隠せませんでした。
ループするかわいらしいイラストを起点に、細部まで調整されたアニメーションが彩る華やかな表層の裏には、一文字一文字に滲むこだわりの数々が読み取れます。
文字の選択時に表示される赤い背景色からも読み取れるように、普段から野田さんが大切にされている"地の通ったつながり"がサイトのさまざまな場所に隠れミッキーのように配置されており、クリエイターとしての姿勢にも唸った事例のひとつです。
是非リニューアルに際して書かれた、こちらの記事🔗もご参照ください。
😺間部 盛貴

Art Direction/Design: Kazuki Noda(UNIEL ltd.), illustration/Motion: Con McHugh, Develop: Sora Shimada, Photo/Movie: Kohei Komatsu(matsu inc.), Music: Yosuke Nagao, Narrator: We Inc., Video Editing: Kazuki Noda(UNIEL ltd.)
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土とデジタル | Biophilic Studio

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"バイオフィリックスタジオ"という、一言では表しずらい企業アイデンティティーを見事に可視化したデザイン。
ドットのモーショングラフィックで表現したビジュアル面だけでなく、UIやインタラクションにまで、「自然」と「テクノロジー」という相反する二つの事象が表現されています。これ以上になく与えられた条件と表現の相互関係が多方面から伝わってくるため、デザインに対する納得感がすごいと感じました。
😺間部 盛貴

Direction/Design: Yuka Kanno, Development: Tomoyuki Nakata
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トム・イシカワ (WEBSTAFF, Inc.)

👤💬どうもこんにちは、トム・イシカワです。いやぁ、気づけばもう年の瀬。ついこないだまで「あけおめ」なんつってたのに、もう「よいお年を」だなんて。人生って本当に、長いんでしょうか。
この一年も、ありがたいことにいろんなイベントに巻き込まれ、多くの人と語り合い、たくさんの写真を撮り、無数のステキなポートフォリオと出会いました。AIが指数関数的な勢いで進化していくなかで、改めて感じるのは機械では拾いきれない「個人の息遣い」の価値です。
誰からも理解されない謎の趣味。家族との途中でぷつんと切れる会話。自分がひっそりと持つ小さな正義。そして、不出来で不揃いな、たまに誤字脱字を含むまっすぐな言葉たち。
そういう“揺れ”や“偏り”や“ほつれ”みたいな息遣いが、これからの世界で人を惹きつける気がしています。今回は、そんな独特の息遣いが、たしかに感じられるサイトを選ばせていただきました。

Takamitsu Motoyoshi

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フォトグラファーのポートフォリオWebサイトに求めるものはなんだろう。Webサイトやブラウザの制約から逃れられないのだから、その精緻な写真としての描写というよりも、写真の一覧性とそれらのシームレスな閲覧体験だと、私は考える。そのいずれもが群を抜いて滑らかに実装され、その表現の奥までいつのまにかディープダイブさせてくれる。
写真にカーソルを合わせた時のじわりと滲む演出、Aboutページのポートレート写真の選定、そしてなによりカタカナを用いた「フォトヨシ」というロゴタイトル。誰にどうみせたいのかを考え抜き、写真に向き合う態度や姿勢、普段の息遣いまでもが感じられる設計と表現になっている、嫉妬しちゃうほどステキなポートフォリオサイト📷️
🐶トム・イシカワ

Design/Develop: muramoto meguru(Garden Eight)
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Kimiko Portfolio

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きゃ、きゃん、きゃんんわいいいいいい・・😍😍😍!!!ハァハァ・・、すみません、取り乱しました。43歳というまあまあな大人のタガを外させてしまうくらいのずば抜けたかわいさ。
ポートフォリオでは珍しい2カラムの構成。左には固定された犬吸いアニメーション、右の情報エリアには、各要素につけられた細やかなホバーアニメーションがかわいさ指数を爆アゲさせている。イラスト主体の実績だからこそ削ぎ落とせるシンプルな構成。モノクロ&柔らかキュートなイラストの世界にのめり込んでしまう。PROFILEのLiKESにも、Kimikoさんの好きや息遣いが随所に感じられるぎゅんかわなポートフォリオサイト🐶
🐶トム・イシカワ

デザイン/イラスト/Studio実装: Kimiko
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制作の記録|岡田雄基

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2024年12月31日公開の当サイトだが、強い気持ちを持って選定した。2024年12月31日は2025年だ。そうだ、そうに違いない。その日付に、ひっそりと、でもたしかに公開した、岡田さんに思いを馳せたくなる(なぜ
全体的に落ち着いた静かなトーンではあるが、その落ち着きとは裏腹に、制作者としての矜持が随所に散りばめられている。映像と共に並ぶビジュアル、下層ページも等しく見せにいく構成、そして温度感をもった言葉たち。言葉を脇に置きながらも、ひっそりとアピールしにくる小憎らしい演出。表現だけではない、個人の成長や感想が生っぽく語られている。息遣いどころか、鼻息の荒さを感じさせてくれるポートフォリオサイト( ∵ )
🐶トム・イシカワ

Design/Develop: 岡田 ゆうき
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GarageYokotaBand

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この際だから、はっきり言っておく。このサイト、大好きだ。好きすぎて、すごく好きだ。語彙が破滅に向かうほどの、そんなパワーを秘めたサイト。
グレーの背景に紫っぽい青(くさ)い言葉たち。日記が時間を超えて曜日ごとに並びかえられ、時間が経つと、カーソルとともに息遣いがふわふわと現れる。なるほど、土日はそんなに書かないんだ、とか、水曜日って書き殴りたくなるんだね、とか、そういうのがわかる。そんなんどうだっていいはずなのに、いつの間にか、このサイトの、画像を傾けてしまったり文字を揺らしてしまう、無印の横田さんが好きになっている。会ったこともないってのに。
実装されているSoundCloudコンポーネントを流しながら、このコメントを書いている。ちょっと疲れた水曜日、また覗きに行きたくなるポートフォリオサイト🎸
🐶トム・イシカワ

個人サイトにおいて正しさや理論といったものよりは、その人の自我が溢れ出ているものにとても惹かれます。
UIのトレンドや前提条件、セオリーみたいなものをぶっ飛ばしていながらも、ギリギリ読みづらくないレイアウトに調整されている点、GarageBandを彷彿とさせるドメイン名、アンビエントで内省的なBGM、記事タイトルの言葉のデザインなど、見た目以外の部分にもデザインがひしひしと感じられます。
テキストだけでありながら、内容からもデザインからも、ここまでアイデンティティが表現されているセンスにとても惹かれました。
😺間部 盛貴

Design/Develop: 横田 泰斗
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かわかみゆいか

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おっと、もう最後か。最後は、少し語らせてくれ。今、AIにより、ジュニアの仕事が静かになくなりつつある。それどころか、ものづくり全体が揺らいでいるようにも見える。そういった不確実性が増す中、ジュニアな人たちの採用が控えられ始めている。わかる、すごくわかる。でも、それは、業界の、わたしたちの未来のゆるやかな死を意味しないか。未来に目を輝かせるジュニアな方々をフックアップすることこそ、私の役目ではないか。私だからこそ語れること、そういう私の荒々しい息遣い(鼻息)を感じさせるセレクトにした。
ということで、悩みに悩んだが、かわかみゆいかさんのサイトにする。FVから語りかけてくる彼女らしさよ。言葉とアニメーションが対をなし、期待値をあげてくれる。つくったものの見せ方、置き方、組み合わせ方。どれもに頭を悩ませた軌跡が残っているよう。また、「わたしについて」の温度感の高さったらない。マウスオーバーの独特なイラスト演出、自分の強みを模したAI生成のパン、習作の数々、そのどれもに彼女の息遣いが練り込まれている。言葉の選び方と遊び方、心のうちまで見せてくるような2025年未経験ベストなポートフォリオサイト🥖
🐶トム・イシカワ

デザイン/コーディング: かわかみ ゆいか
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木村 浩康 (Rhizomatiks / Flowplateaux)

👤💬はじめまして、木村です。
うちのチームには媒体を問わない実装力をもったエンジニアがそろっていて、彼らとともに、空間演出・映像・印刷・Web・ソフトウェア・R&Dまで、あらゆる媒体を“Webデザインの文脈”で横断的に解決する仕事を僕はしています。
媒体やメディアをまたいでデザインすることが多いので、Webに閉じず、どこまでも拡張していくアプローチを大事にしています。
そんな視点から、恐れ多いですが2025年版としていくつか作品を選ばせてもらいました。

舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」

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僕の所属する会社は、メディアアート作品を手がける「ライゾマティクス」を内包しており、自分たちの展覧会も多く、その宣伝美術をもう20年近くつくってきました。作品に寄り添い、技術やテクノロジーを連動させて積み上げていくため、どうしてもアウトプットはメディアアート寄りになります。
だからこそ「秋の隕石」のサイトには強く衝撃を受けました。“人が演じる”舞台芸術を前提に、タイトルの作字が疾走感や言葉の力を見事に視覚化し、さらにハンドトラッキングまで盛り込むことで、舞台芸術における身体性をWebならではの技術で体現している。
技術を用いた宣伝美術という意味では自分も近いことをしているつもりですが、決定的に違うのは、NEWの方々は“デザイン”を起点にテクノロジーを筆として扱っている点。同じ宣伝美術でも、メディアアート側から出発するのか、デザイン側から出発するのかで、ここまで表現が変わるのかと感動しました。印刷物や空間演出にもその身体性が通底していて本当にすごい。
⭐️木村 浩康

Art Direction: Shunta Sakamoto(NEW), Design: Shunta Sakamoto(NEW),Daichi Kawashima, Web Design: Tetsuro Shimura, Web Development: Kairi Shiomi, Movie: Eito Kochi(NEW), Generator Design / Development:: Shunta Sakamoto(NEW), Fabrication: Koshin Planning, Producer: Toi Yamada(NEW), PR: Kanon Matsumoto,Keijiro Okumura,Shoko Yamauchi,Yu Fujisaki,Rina Uchida
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OOHARA DENSEN EXTENSION CORD – 大原電線株式会社

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プロダクトを紹介するサイトとして、これほど潔いものはないと思う。
電線・延長コードという特性を、「ただ長い」というインタラクションだけで語りきっていて、しかもループ処理ではなく本当に長く撮影した物撮りを使っているのが最高。
ただ“長い”だけなのに、プロダクトのことが楽しく理解できて、気づけばどんどん魅了されていく。詳細ページではさまざまな角度や景色の中での佇まいが見られ、TOPページのシンプルさから自然にプロダクトへの理解が深まっていく導線も見事。
そしてトドメに、faviconがコンセントになっているところ。削ぎ落とされた超シンプルなサイトの隅々までデザインが行き渡っていて、本当にやられた。
⭐️木村 浩康

PD: 鈴木 元, AD+D: 岡本 健(岡本健デザイン事務所), D: 山中 港(岡本健デザイン事務所), P: Xxingham K.K./Goichi Kondo, Web Coding: 川島さやか/飯塚大和
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Time Tone for Expo 2025 Osaka evala+ItsukiDoi

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視覚伝達を通してその他の五感を感じるための手段ってどういったものがあるだろうか。
4K、8K、どんどんとオンスクリーンの解像度は上がっていく、CPUもグラフィックボードも性能が上がっていく。
だからといって人の感覚はそれらのテクノロジーと比例して上がっていくかといったら決してそうではないと思う。
高解像度の世界は様々なものの細かな部分までを覗き込むことができるが、それはある意味多くの情報を視覚を通して浴び続けてる状態とも言える。そこをあえて低解像度化することにより、情報量を抑え、見る人に余白を与えることによって見えていない感覚が伝わってきたり、想像することができるのだと思う。サイト全面がビットマップフォント(というのが適切なのかな。。)で構成されていてシンプルに時間が刻まれていく。その低解像度のノスタルジーが刻まれていく時間と相まって懐かしくも新しい。独特の空気感に包まれていく。
⭐️木村 浩康

デザイン: 田中 良治(セミトランスペアレント・デザイン)
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SOIL

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ファーストビューから盛大にネタバレをかましてくる。ただ線が横に伸びる。それだけ。スクロールしていくとまた線が横に伸びる。下層ページに行っても、またまた線が横に伸びる。もう、とにかく線が伸びる。
…なのに、それがだんだん心地よくなってくる。まるで楽譜を読み進めているような気分になる。現れる線に合わせて、音符のように洗練された文字組みや写真がふわっと並び、次はどんなリズムで線が伸びるんだろうとワクワクしてしまう。
ページを閲覧する行為そのものが、舞台を観ているようでもあり、音楽を聴いているようでもある。横へ伸びる線は音を鳴らしてはいないのに、確かに“ベースラインのリズム”を刻んでいるのだと気づく。
⭐️木村 浩康

Agency: PortPort Inc., Direction/Writing: 重松 佑(Shhh Inc.), Art Direction/Design: 宇都宮 勝晃(Shhh Inc.), Logo Design: 木下真彩/ 宇都宮 勝晃(Shhh Inc.), Development: 坂田 一馬(Good rings)
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Spiral Capital, Inc.

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2025年の年の瀬にこのサイトを見てしまったことを後悔した。怖いとすら思い、「こんなん作るのやめてくれ」と感じるほどの破壊力だった。ぱっと見は静かで美しく清潔感のあるサイトだが、全体に潜む“狂気”とも言える細かな仕事に気づいた瞬間、背筋が凍った。
体験としては新しい提案が次々と差し込まれ、独自性の高いUIやインタラクションがこれでもかと散りばめられている。
本来これだけ挑戦的な要素を盛り込めば、制作側のエゴやイキりが滲み出るものだ。しかしこのサイトは、まるでずっと昔から当たり前にこの体験を備えていたかのように、静かな佇まいで成立している。
一つひとつのマイクロインタラクションには緊張感があり、その均衡が全体の美しさをさらに引き上げている。細部に宿る意思と手数に触れるたび、ページを進める指先が少し震えるほどだった。UI/UXデザインとはどうあるべきなのか、一つの正解を見た気がする。
⭐️木村 浩康

Creative Director/Art Director/Designer: Chiharu Kodama(ium inc.), Art Director/Designer: Hidetoshi Hara(Sunny Inc.), Designer: Ryosuke Mochizuki(ium inc.), Project Manager: Saori Minato, Front-end Developer: Masayuki Daijima(Calmhectic inc.), Manager: Fukiko Daigo(ium inc.), Photographer: Shunichi Oda, Movie Director: Makoto Yabuki(Tangram), Movie Project Manager/CG Project Manager: Takumi Nakazawa(Koppu), CG Director/CG Designer: Sho Yamaguchi, CG Designer: Tatsuki Saito/SIGNIF, Music: Yoshiteru Himuro
引用

長谷川 巧 (unshift Inc. / Nauts)

👤💬unshift 長谷川です。Developer専業でありながら、毎年楽しみにしている企画にお声がけいただき、大変光栄です。
普段Webサイトを実装しているうえで、発信者 (Webサイトの所有者) が表現したいことをDevelopmentの領域でどこまでできるか、どこまで想像を超えられるかを考えており、そしてそういった表現がありつつも、Webサイトの機能を損なわないように細心の注意を払っています。今回はそういった考えのもと「Webサイトの枠を超えた突き抜けた表現を持つもの」または「魅力的な表現と操作性を両立しているもの」を選定させていただきました。

Changer Capital ANRI

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CIを制作したkern さんの実績ページ🔗から引用させていただいてますが、ロゴに関してこう記載があります。
“3D で作成された4つのオブジェは、特定の角度から見たときのみ4つの文字が浮かび上がります。
表面のマテリアルが変更可能なスキン機能を実装。”

これを文字どおりサイトのキービジュアルで再現しており、表現としてこれ以上ない素晴らしいものになっているのではないかなと思います。それに加えて、軽快なボタンインタラクションやページ遷移などが丁寧に実装されています。特にキービジュアルはマウスホイールの操作で切り替えることができるのですが、マウスホイールでの操作はしっかり考えて実装しないと非常に使いにくくなるのですが、このサイトでは気持ちよく操作できるようにチューニングされていて素晴らしいです。
💎長谷川 巧

Creative Director: 高木 新平(株式会社ニューピース), Project Manager: 波田野 奈津江(株式会社ニューピース), English Translator: 桐野 遼(株式会社ニューピース), Art Director/Designer: タカヤ・オオタ(株式会社ケルン), Designer: 小柴 凜(株式会社ケルン), Art Director/Web Planner: 太田 義孝(FunTech株式会社), Web Designer: 仮屋 佑哉(FunTech株式会社), Frontend Developer-Web: 橋本 卓磨(FunTech株式会社), 3D Motion Designer-Web: Terence Philippe de vries(FunTech株式会社), Photographer-Web: 竹之内 祐幸, Hair & Makeup Artist-Web: natsuo, Executive Director/Producer-Movie: 古田 清悟(株式会社ハイブリッドファクトリー), Producer-Movie: 仲川 啓介(株式会社ハイブリッドファクトリー), Director-Movie: 大海 宏介(株式会社ハイブリッドファクトリー), Production Coordinator-Movie: 川嶋 紀貴(株式会社ハイブリッドファクトリー), Technical Director-Movie: 日高 朋弘(株式会社メタシックス), Camera Operator-Movie: 中島 大樹(株式会社メタシックス), Camera Operator-Movie: 簗田 智哉(株式会社メタシックス), Audio Engineer-Movie: 安沢 貴幸(株式会社メタシックス)
引用

好奇心を人生に|コクヨ

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FLASH全盛の時代でもこんなにクオリティの高いインタラクティブコンテンツはなかったように思います。まず驚くのは、読み込まれている大量のGLB (3DCG)ファイル。アニメーションが設定されている3DCGファイルを大量に読み込みつつ、滑らかなページめくりを実現しつつ、BGMのシームレスな切り替えを実現しつつパフォーマンスを損なわなず動作しているので、いろいろなところで最適化を試みているはず。と思ったら記事🔗まで公開されていますね。記事にもある通り、様々なところで最適化が施されてこのクオリティまで到達したんですね。世界最高レベルだと思います。あっぱれ。
💎長谷川 巧

Executive Creative Direction: イム ジョンホ(mount inc.), Creative Direction/Art Direction/Planning/Design: 米道 昌弘(mount inc.), Technical Direction/Development: 梅津 岳城(mount inc.), Design: 井出 裕太(mount inc.)/ Development: 寺田 奈々(mount inc.)/ Produce: 吉田 耕(mount inc.)/ Project Management/Information Architect: 楠本 莉沙(mount inc.), CG animation: MORIE Inc., Illustration: 髙橋 あゆみ, Music: 有村 崚, Copy Writing: 小藥 元, Translation: シルバ・リリア(LATINA FORTIS)
引用

人生に「キク」ラジオ - 日暮里ゼミナール

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Webサイトのデザインからはいい意味で外れていて、もし自分が実装する立場だったら、このデザインをデザイナーさんから見せてもらった瞬間にテンションが上がりそうです。グラフィックデザイン・エディトリアルデザインをWebに持ってきたような印象でありながら、遊び心のあるギミックが多数搭載されていて、まるでハリー・ポッターの世界の魔法で動く新聞やポスターのような印象を受けました。つまりは普段は動かないものが動くというギャップの大きさに打ちのめされました。また、この世界観を醸成するために散りばめられたギミックが気持ちよく操作できるように実装されており、とても完成度の高いサイトであると感じました。
💎長谷川 巧

デザイン: 工藤 駿, コーディング: Sora Shimada
引用

雑誌『広告』 CASE #01 領域侵犯合法化。

参照URL

こういう表現が飛び抜けているコンテンツは見る人を選びはしますが、個人的には大好きです。今の時代、スマートフォンの普及もあり、多くのWebサイトは情報を取得しやすよう最適化されていて、やや面白みを失いつつあるなぁと思っているので、こういうWebサイトが存在するのは個人的には嬉しいです。もっとこういうコンテンツが増えたらいいな + こういうのを自分でも実装したいなと思ったのでご紹介させていただきました。
💎長谷川 巧

見れば凄さは一瞬で伝わると思いますが、このサイトは「どう作ったのか?」という裏側に強く興味が引っ張られます。
どこまでがデザイン段階で設計され、どこからが実装側の発想や即興なのか、その境界に興味があります。
完成形そのものが、デザインと実装の対話の痕跡みたいだなぁと思いました。
🎓加藤 亮平

Producer/Planner: 山中 雄介, Project Manager: 篠原 駿, Art Director/Designer: 原 英寿(Sunny), Developer: 池田 亮(devdev)
引用

Alche, Inc

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まずはトップページのインパクトがとにかく強い。Webサイトでこんなグラフィック表現ができるのかと驚いた方も多いはず。スクロールによって展開する表現力豊かな演出がありながら、下層ページは背景の流体の表現が残っていたり、スクロールによる演出が随所にありつつ回遊性の高い設計がされており、ストレスなくコンテンツを閲覧できる素晴らしいサイトになっています。Aboutページに記載されているVisionをこのWebサイトによって体現しています。あとWorks詳細から一覧に戻るときの遷移が地味に難易度が高いのに全体のレベルが高いのでそれを感じさせないところが良いですね。
💎長谷川 巧

Project manager: 諸橋​大輔(JUNNI), Director: 柴崎結​衣(JUNNI), Art Director/Designer: 深澤​希林(JUNNI), Frontend Engineer: 右近​良平(JUNNI)
引用

橋本 卓磨 (FunTech)

👤💬はじめまして、橋本です。
普段はブランディング&クリエイティブスタジオ「FunTech」でデザイナーをしています。今回は、ノーコードやAIを活用した作品を中心に選定しました。
近年、「クリエイティブ」という営みの形は急速に変化しています。たとえば、ノーコードやAIを活用することで制作工程を効率化でき、その分、クライアントとのコミュニケーションや企画検討により多くの時間を割けるようになります。こうした変化によって、制作サイドは単なる「制作」以上に、どのような価値を提供できるのか、その本質を改めて問い直す局面に立っています。
また、AIによって誰もが瞬時に見やすく美しいウェブサイトを生成できる時代も、そう遠くはありません。
そうなったとき、ウェブサイトというメディアはどのように捉えられていくのでしょうか。そのヒントになりそうな5作品をご紹介します。

深海のサイクル

参照URL

デザインやAIに関する発信を行っている、トミナガハルキさんのウェブ作品です。ウェブサイト上の描画エリアに一本の線を引くと、まるで生命が宿ったかのように、ふわりと泳ぎ出します。本作のコードは、ほぼAIによるバイブコーディングで制作されているそうですが、単なるAI生成ではありません。アイデアと工夫、そしてデザインによってひとつの作品へと昇華されています。制作の背景や詳細🔗もまとめられているので、ぜひご覧ください。
またトミナガさんは、「AIで育てる」ことを前提に設計されたWebテンプレート🔗なども公開されています。ウェブ制作の新しいあり方を提案し続ける姿勢を大変尊敬しております。
🤖橋本 卓磨

デザイン/実装: トミナガハルキ
引用

Wedding invitation | 2025.10.12

参照URL

naganoさん🔗による、結婚式のWeb招待状の作品です。本作は「Studio」を用いてノーコードで制作されています。
こんなに素敵な招待状をもらうと、結婚式がとても楽しみになるし、絶対に出席したくなりますよね?ウェブサイトというメディアの魅力は、ディスプレイとインターネットさえあれば、場所を問わず誰にでも、何ギガバイトもの情報や体験を届けられることだと思っています。手紙でせいぜい数KB程度です(手紙にしかできない情報伝達もあるけれど)。
これまでウェブサイト制作にはコードやサーバーの知識が必要で、ハードルが高いものでした。でも現在はStudioのようなノーコードツールによって、専門的な知識がなくても実装することができるようになりました。こうしたウェブの使い方が、これからもっと広がっていったら素敵だなと感じさせてくれる作品です。
🤖橋本 卓磨

デザイン/Studio実装: 永野喜寛
引用

Daiki Fujita - Portfolio

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Daiki Fujitaさんのポートフォリオサイトです。WebGLを取り入れた印象的なビジュアルから、てっきりフルスクラッチの実装だと思っていたのですが、実はFramerで制作されていると知り、驚かされました。WebGL部分にはCode Componentが使われており、完全なノーコードというわけではありませんが、ChatGPTで壁打ちしながら生成したReactコードを読み込んでいるとのこと。コーディングスキルに強く依存しないWeb制作のヒントが詰まっています。また、同じくFramer製だというビジュアルギャラリーサイト「INCEPTURE🔗」も圧巻でした。SplineやBlenderなど複数のツールを組み合わせ、Framerをまるでフレームワークのように扱う姿勢に、実装を生業にしている身として大きな刺激を受けました。
🤖橋本 卓磨

デザイン/実装: Daiki Fujita
引用

iro Inc.

参照URL

個人的にかなり嫉妬した作品です。全体をグリッドで構成するというアイデアは、実は自分自身も挑戦したことがあるんですが、ここまで洗練された表現にできず断念した経験があります。
本作は、まるでデジタルサイネージのように1つのクリエイティブを分割して出力している点も非常に魅力的です。強い制約としてのグリッドを設けることで、かえって自由度の高い表現や力強い世界観を引き出しているのが印象的でした。配色やレイアウトも非常に完成度が高く、ひと目見ただけで忘れられないビジュアルです。
余談ですが、この作品を見た時カナダのデザインスタジオ「Locomotive🔗」のウェブサイトを思い出しました。グリッドレイアウトでページ間の遷移が歯車のように噛み合う感じ、、
情報整理にとどまらない、その会社ならではの“色”や思想が前面に出た表現に強く惹かれました。
🤖橋本 卓磨

Web direction/Art direction/Design/Development: STAND FOUNDATION
引用

佐久間宣行事務所オフィシャルサイト

参照URL

最後に、デザイン業界にとどまらず幅広い分野でバズった本作を選定しました。Studio製である点も注目ですが、それ以上に、細部まで徹底して作り込まれたデザインと緻密なコンテンツ設計が圧巻です。動画やSNSではなく、「ウェブサイト」というメディアの価値を改めて突きつけられた作品です。以下は、グッドパッチさんのリリースノートからの引用です。
“生成AIの台頭によってコンテンツやWebページなどの制作ハードルが下がり、誰でも気軽に表現しやすくなった今だからこそ、デザイナー自身は「なぜ」作るのか、「何を」求められているのか、「どう」表現するのか、といった本質的な課題解決の視点や価値を最大化するための判断に、より深く向き合えるようになりました。そうした潮流の中で、人々の「ハートを揺さぶる」デザインの価値は相対的に高まっていると考えています。”
本作は、まさにこの言葉を体現していると感じました。
🤖橋本 卓磨

Creative Direction/UI Design: 栃尾 行美(Goodpatch Inc.), UX Direction: ラランド・ニシダ, Design Assistant: 河内 愛美(Goodpatch Inc.), KeyVisual Animation: 窪田 正城(感情とロジック), 制作協力: 藤井 陽介(Goodpatch Inc.)/梅下大輔(Goodpatch Inc.)/小幡 菜摘(Goodpatch Inc.)/井上 悠斗(Goodpatch Inc.)/町田拓哉(テレビ東京)/三宅優樹(テレビ東京)/原口真鈴(テレビ東京)
📺【佐久間宣行に緊急事態】佐久間さん、HP作らせてください【働く理由を赤裸々告白・ラランドニシダも参戦!?】
引用

加藤 亮平 (81-web / TRACE)

👤💬はじめまして。Webデザインのギャラリーサイト「81-web.com」(今年で15周年!)を運営している、株式会社TRACE代表の加藤亮平です。大阪芸術大学短期大学部で講師も務めています。デジタルクリエイティブの舞台裏を掘り下げるトークイベント「CASE STUDY」の新年会で毎年司会を担当しています。次回は1/23開催予定🔗なので、タイミングが合えばぜひお越しください!
今回選定軸にしたのは、映像・写真・タイポグラフィ・マイクロインタラクションから実装に至るまで、細部のクオリティが高い次元で揃えられているコーポレートサイトです。いずれのサイトも共通して、トップのメインビジュアルにムービーを用い、最初の数秒でサイト全体のトーンや企業の姿勢を定義しています。映像で生まれた印象が、サイト全体へ一貫して引き継がれているサイトを選びました。
各サイトについては、81-web.comでのまとめ方と同じように、デザインのトーンや使用フォント、システム構成などにも触れながら解説しています。

株式会社トヨコー

参照URL

サイトを開いて感じるのは、技術や事業内容を説明される前に、「あ、これは完成度が高いやつだ」という空気がバシバシ伝わってくるところです。
映像・写真・タイポグラフィ・スクロール時の振る舞いから実装に至るまで、細部の密度が揃っていて、一段上のコーポレートサイトだなと感じます。
CMSはWordPress、フロントはAstroで構築されており、書体は欧文に Cabinet Grotesk、和文に Noto Sans を採用しています。
モノトーンを基調に、大胆な余白とグリッドで落ち着いたスタイリッシュさが確立されてます。
建築土木から“ものづくりメーカー”へのイメージ転換を、映像や写真表現を含めたデザイン全体で後押ししていて、冒頭のCG映像から自然と引き込まれます。見進めるほどに、「ここもちゃんと作っているな」と思わせてくれる、そんな完成度の高さが随所から伝わってきます。
🎓加藤 亮平

Director: 粟野唯史(STUDIO DETAILS Inc.), Art Director: 小猿啓太(STUDIO DETAILS Inc.)/中村文隆(STUDIO DETAILS Inc.), Designer: 岡嵜帆乃香(STUDIO DETAILS Inc.), Lead Developer/Front-end/Back-end Developer: 岩下 明日海(STUDIO DETAILS Inc.), Photographer: 須藤 和也(ディスカバリー号), Photograph Assistant: 門田彩香(ディスカバリー号), Copy Writer: 山田 知奈(ハタジルシ), CG Director: 坂本翔吾(LITdesign), CG Designer: 植村 航平(LITdesign)
引用

中川インテリア株式会社

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このサイトを見てまず印象に残るのは、全体に流れる静かで引き締まった空気感です。映像・写真・タイポグラフィ・スクロール時の振る舞いまでが一つのトーンで揃っていて、派手なことはしていないのに、自然と目で追ってしまう完成度の高さがあります。
特に印象的なのが、メインビジュアルとフッターに設けられた“額縁のような余白”。コンテンツを一段内側に収めることで、画面全体に落ち着いた緊張感と上質さが生まれています。書体は欧文に Neue Haas Grotesk、和文に BIZ UDPGothic を採用し、CMSは WordPress。写真はスクロールに少し遅れて追従するような動きが使われ、控えめながらもレイアウトに奥行きを添えています。映像・写真・コピーが同じ温度感で揃えられ、丁寧につくられていることが素直に伝わってくるコーポレートサイトです。
🎓加藤 亮平

ウェブデザイン/実装: Soulmates Interactive., CD/IA/W: TRANSIT Inc.
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株式会社ヒューマンアイズ

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映像・写真・タイポグラフィ・マイクロインタラクションまでが一貫したトーンで設計され、サイト全体に明るくポジティブな空気感が広がっているコーポレートサイト。CMSは WordPress、書体は欧文に Outfit、和文に Noto Sans を採用しています。
白場を大きく取ったレイアウトに、キーカラーとなる鮮やかなブルーが効いていて、軽やかでクリーンな印象。トップのメインコピー「笑顔が笑顔を広げていく」を起点に、各ページで“笑顔のある写真”が自然と目に入る構成になっており、サイトを巡るほどに「この会社=笑顔」というイメージがしっかりと定着していきます。矢印がホバーで笑顔に変わるボタンなど、細かなマイクロインタラクションに至るまで「笑顔」で揃えられていて、視覚・言葉・動きが分断されることなく、楽しげなトーンで統一されているのが印象的です。
🎓加藤 亮平

Creative Direction/Direction/Planning/Project Management: 福濱 伸一郎(MEFILAS), Art Direction/Design: 酒井 宏輔(MEFILAS), Technical Direction/Programming: 村野 勝哉(k28), Programming: 道満 健生(Freelance), Copy/Contents Writing: 久岡 崇裕(parks), Photography: 山口 亜希子(Y/STUDIO), Movie: 穴見 春樹(graine), Support: 金子 久美子(Freelance)
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Weekday, Inc.

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映像・写真・タイポグラフィを軸に、今回の中でも特にファッショナブルでスタイリッシュなトーンが際立つコーポレートサイトです。
CMSはWordPress、書体は欧文に Inter、和文に DNP秀英角ゴシック銀 を採用しています。
英字を大胆に使ったタイポグラフィと、余白をたっぷり取ったレイアウトによって、サイト全体が洗練されたファッション誌のような緊張感をまとっています。すべての人に広く伝えることを目指すというより、ファッションに携わる人へ向けて、感度や価値観をまっすぐ届けるために、あえて絞り込まれた表現だなと。
写真一つひとつのトーンコントロールも徹底されていて、たとえばリクルートページ内の「働き方」を紹介するコンテンツの写真に至るまで、編集的で洗練された世界観が崩れません。ファッション感度の高い人に向けた空気感を一貫してつくり上げているサイトです。
🎓加藤 亮平

クレジット不明

KOKUYO

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映像・写真・タイポグラフィ・マイクロインタラクションまで、超巨大な情報量を前提にしながら、まとめ切っているとんでもないコーポレートサイト。書体は欧文にHelvetica Now Text、和文にたづがね角ゴシックを採用。
メガナビでサイト全体を一望でき、「読む」というより「探索する」感覚で巡れる構造が印象的。CMSは Drupal、UIは Vue.js で構築されています。
スクロールに合わせて現れる細かなモーションも、単なる装飾ではなく、「好奇心」を喚起するトーンとして全体に効いています。
「好奇心を人生に」というメッセージを軸に、世界観の表現に振り切った特設サイト(は長谷川さんが解説されてます)とは役割を分けつつ、コクヨという企業を知るための軸足を「情報」よりも「体験性」に置いて設計されている。そのバランス感覚がこの規模でもきちんと成立しているお手本のようなサイトだと感じました。
🎓加藤 亮平

「好奇心を人生に」このコピーを読んで、ワクワクしない人っていますかね?技術的なことを挙げればキリがありませんが、近年キャンパスノートやオフィス家具だけでなくTHINK OF THINGSやTHE CAMPUSの運営など、事業を拡張し続けるKOKUYO社の創造性に共鳴するようなリニューアルだと思いました。
そして、毎年その年のマイルストーンになるようなお仕事を連発し、業界を牽引し続けるmountさんの姿勢に感服。メディア、特設サイト、コーポレートサイトなど5つのサイトを、一つのメッセージのもとにここまで高次元で統合する編集力に最大限のリスペクトを持って、学ばせていただきました。ありがとうございます。
😺間部 盛貴

Executive Creative Direction: イム ジョンホ(mount inc.), Creative Direction/Art Direction/Planning/Design: 米道 昌弘(mount inc.), Technical Direction/Development: 梅津 岳城(mount inc.), Design: 井出 裕太(mount inc.), Design/Information Architect: タイ トウオン(mount inc.), Design Assistant: 劉 逸葳(mount inc.), Development: 寺田 奈々(mount inc.)/須多 望(mount inc.), Edit/Information Architect: 堀江 由利子(mount inc.), Produce: 吉田 耕(mount inc.), Project Management/Information Architect: 楠本 莉沙(mount inc.), special thanks: 岡部 健二(mount inc.)/山下 亜加里(mount inc.)/ハン ユジュン(mount inc.), Project Management: 津留 正和(ingraft), Development: 小林 信次(まぼろし)/大出 直樹(ファクトリアル), Project Management/Planning: ハン・ジュホ(DFY)/ソク・ミス(DFY), Design: イ・ウンビ(DFY)/キム・ヒョンモ(DFY)/ユン・アミ(DFY)/キム・ソヨン(DFY), Development: キム・チョルジュン(DFY)/オ・ハヌル(DFY)/イ・ジンジェ(DFY)/ペク・ミンギョン(DFY)/キム・ジェリム(DFY), Accessibility Supervision: 堀江 哲郎(Torque inc.)/阪口 卓也(Torque inc.)/小島 準矢(Torque inc.)/上瀧 悠平(Torque inc.)/本田 一幸(Torque inc.), Illustration(History): 小林 千秋, Copy Writing(corporate site/special site): 小藥 元, Photography_Produce: 有馬 知良(JXL)/市川 悠(JXL), Photography: 福岡 秀敏/中村 実琴/堀 陽真, Hair makeup: 加古 高規/亀島 チカ/迫田 美沙希/笹原 彩珠夏, Interior Styling: 酒井 翼/牧野 梨沙, Photography(interview): 小山 奈那子, Photography(products): タカハシ トミユキ, Assistant: 瀧川 やよい/佐藤 萌/鎌田 采花/高橋 識如, SPECIAL SITE_CG animation: MORIE Inc., Illustration: 髙橋 あゆみ, Music: 有村 崚, Copy Writing: 小山 佳奈(株式会社 上田家), Translation: シルバ・リリア(LATINA FORTIS), MAGAZINE_Direction, Planning: 伊藤 総研, Edit/Planning: 山﨑 若菜(itskn)/森木 友香(itskn), Produce/Project Management: 山田 理沙(itskn)/天本 季恵(itskn), Writing: 船橋 麻貴/大芦 実穂, Photography: 井上 昌明/浦 将志/嶋崎 征弘/柿崎 豪, Interior Styling: 竹内 優介
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まとめ

2019年に始めたこの年末まとめも、今年で7回目になりました。
毎年振り返ってみると、その年ごとのトレンド以上に、「自分が何に心を動かされたか」がはっきり残るのが面白いところです。
このまとめが、誰かにとって新しい刺激や、小さな嫉妬や、「もう少しやってみようかな」という気持ちにつながったら嬉しいです。
また来年、どんなWebサイトに出会えるのかを楽しみにしながら。
それでは、良いお年を。

選定軸

今回ゲストの皆様には5点のサイトを選定していただいています。
選定軸はゲストのみなさまにお任せしました。
それぞれ独自の視点でのご紹介をお楽しみください。

制作者クレジット

ご紹介の最後にわかる範囲で制作者の一覧を掲載させていただきました。
優秀なプロダクション・クリエイターの認知が広がることを願っています。
加筆、修正、削除は田渕までご連絡ください。

著作権

この記事は著作権法 第32条第1項に基づき、著作権を引用して作成しております。

2025.12.25

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